皆さんはご自身やご家族の健康を維持するために、どんなことに気をつけていますか?
食生活・睡眠・定期的な運動などが挙げられると思います。もちろん、それらも大切なことですが、同様に、皆さんが生活する場、「住まい」自体にも健康的に暮らせる場所であるかどうか、とても大切です。
「シックハウス症候群」という言葉を一度は耳にしたことはありませんか?新築やリフォームの際に使われた建材からホルムアルデヒドやトルエンといった化学物質が発散することによって目、頭、のどの痛みなどを引き起こすことを言います。
現在は、化学物質の放散を抑えた製品が出揃い、以前よりは沈静化に向かっているとはいえ、やはり住まいの健康にはこだわりたいものです。
これらのことをを踏まえ「健康リフォーム」をテーマにした「住まい」をご提案させていただきます。
化学物質のない、天然なものにこだわるのなら珪藻土(けいそうど)がおすすめです。
珪藻土は植物性プランクトンが海底や湖底に、長い間堆積して出来た土を原料とした壁材です。
珪藻土にはスポンジのように無数の小さな穴があり、そこから空気、水蒸気、臭気、音波などを取り込むことで、調湿、断熱、消臭、遮音などにつながります。
シックハウス症候群の原因となる"ホルムアルデヒド"もこの小さな穴により吸収、分解されるので体に優しい壁材です。
また調湿効果により、室内の湿度が高くなると湿気を吸収し、乾燥すると水分を室内に放出するので日本の気候に大変適した壁材です。
原発の問題があってから、より「節電」「省エネ」という言葉が聞かれるようになりました。
最近では、太陽光を利用して自宅で発電をする太陽光発電システムが注目されています。
太陽光発電システムは、環境に優しいだけでなく、日中の太陽の光を受けて発電した電気を使用でき、余った電気は電力会社に売る事が出来るので経済面でも優れています。
また、太陽光発電システム以外にも断熱改修をすることによってエコリフォームができます。
これらのことをを踏まえ「省エネリフォーム」をテーマにした「住まい」をご提案させていただきます。
省エネリフォームをご希望のお客様には、まず断熱性を向上させ、特に消費電力の高い空調電力の節約をご提案しています。
方法としては付加断熱方式(例、外張り断熱)か充填断熱(壁内断熱)かになります。
外張り断熱は住まいを柱の外側からすっぽりと全体を包んで断熱する工法で、壁内断熱は壁の内側に断熱材を吹きつける工法になります。
断熱性能が向上すれば、夏涼しく冬暖かい住宅が実現します。
断熱性能が大幅に改善することで、エアコンの利用率も減り、電気量のコストダウンにも繋がります。
他に電力を抑える方法として設備機器の更新という方法もありますし、ガスに関しても機器の更新で同様のことがいえます。
次に自然エネルギーの活用又はコントロールにより、節約ができます。
代表的なのは、太陽光発電ですが、集熱パネルを採用するのもいいです。
またガラスを断熱性の高いLOW−Eガラスに替えたり、内窓を二重サッシにしたりすることで夏は太陽熱の侵入を防ぎ、冬は暖房熱を外に逃がしません。
その他、夏の日射を調整できる庇や、西日を遮る外付けブラインドなどを利用することで室内に侵入する熱をコントロールでき、快適な室内空間を実現できます。
断熱改修は、家自体を毛布でくるむようなイメージなので、壁をはがしその中に断熱材を入れます。
壁をはがしたときにすじかいなども同時に設けることにより、耐震性能を向上させるリノベーションを提供するケースが多いです。
理由としては耐震改修、断熱改修ともに壁をはがす作業が生じるため、同時に行った方が合理的でコストダウンにもつながります。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□